2019年に始まったウイスキー文化研究所主催の、
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC) 。
2020年には日本のスピリッツでもある焼酎部門が増設されます。
日本のお酒応援団のSAKE女の会としてはこれは見逃せません。
ワクワクしますね。
ウイスキーやスピリッツには慣れているけれど、
焼酎に関しては少々未経験という審査員の方々のために、
焼酎の基礎知識を今一度学ぶことを目的として開催されたのが今回のセミナー。
焼酎きき酒師でもあり、酒学講師として焼酎販売・提供者のための講師を歴任している、
SAKE女の会の友田代表が担当しました。
まずは、焼酎の基礎知識として、歴史、種類、酒税法などの定義や条件、
産地・地域・原料別の個性、テイスティングのポイントなどを、
1時間にわたり講義。
残りの1時間で、米・芋・麦・黒糖・泡盛・粕取りなどの本格焼酎を12種類テイスティングします。
ウイスキーやスピリッツとの違いは、
アルコール度数の低さと「麹」からまれるジャパニーズ・スピリッツ特有の香りや味わい、
蒸留酒にもかかわらず原料の風味が感じられることなどがあります。
ウイスキーやスピリッツとは少々違う「審査ポイント」があることを、友田代表は語ります。
しかし、世界のウイスキーとスピリッツを、日本の、東京で、
日本の審査員がジャッジするという画期的なTWSCで、
日本の焼酎が審査されるのは本当に興味深い機会です。
これを機に、日本が誇る伝統の焼酎が、もっともっと注目されることを期待します。
ご参加の方々は熱心に講義を聞いていただきました。
ありがとうございました。
また、主催のウイスキー文化研究所のスタッフの皆様、
そして、土屋守先生、ありがとうございました。
ちなみに、今回の焼酎セミナーの前には土屋先生のウイスキーセミナーがありました。
素晴らしいテイスティングでした。
銘柄もご紹介しますね。
焼酎をはじめとした日本産酒を愛し、
日本産のお酒でおもてなしができる人を増やすことを定義とする(一社)SAKE女の会。
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