築地クッキング主催の、米国ヘルスケア某企業のエクゼクティブマネージャー30名様を対象にされた「日本酒セミナー」に、講師としての活躍したSAKE女の様子をご紹介します。(2018年1月開催)

 


「料飲おもてなし~SAKE女検定~認定者」 舘谷葉子さん(Ms. Yoko Tateya):
国際唎酒師/酒匠/日本酒学講師
海外での日本酒プロモーション専門の酒店Umami酒店店主(Facebookページはこちら)


講義はもちろん堪能な英語で対応し、セミナーの趣旨である「日本の国酒である日本酒について学び、味わい、楽しみ、親睦を深める」に沿ってすすめます。
もちろん、主催の築地クッキング様より依頼の料飲コンサルタント友田晶子による資料に基づき、選定したお酒でテイスティング付。

以下、当日の講師担当舘谷さんのレポートを抜粋します。


米国では空前の日本酒ブームということもあり、参加者の皆様は日本酒には大変興味を持っており、
前日来日されて時差で辛い中、大変熱心にセミナーに参加されていました。

セミナーは日本酒のクイズから始まり、
「To which country does Japan export most ? 一番日本酒の輸出先で多いのは?」という質問に対しては
”CHINA!”という解答が大多数の中、

正解は ”America First ! 👌 ” でイッキにテンションが上がり、そのまま終始、熱気に溢れたセミナーとなりました。

セミナーでは”日本酒”が地理的表示 (Geographical Indications)に指定されていること、
”酒”と”SAKE”の違い、日本の歴史や文化的背景、親睦を深めるツールとしての役割など
日本のスタッフとのコミュニケーションに役立つ情報を盛り込みました。

酒造好適米、特定名称酒、温度帯による変化、4タイプ別分類に加え
特に興味を持たれたのは微生物の働きと日本酒の美肌効果で、麹、酵母、乳酸菌と話題は広がりました。

テイスティングに使ったお酒は、SAKE女の会代表理事でもある友田先生のセレクト酒で、
いずれも日本を代表する銘酒ばかり。
美味しいだけでなくそれぞれの個性が際立ち、タイプ当てクイズでは各チーム一丸となって取り組んでいました。

 

◆テイスティングしたお酒◆

加藤吉平商店 梵 特選純米大吟醸

西飯田酒造店 積善 純米吟醸 つるばらの花酵母仕込み
司牡丹 船中八策 超辛口純米
大七 生もと純米 CLASSIC
達磨正宗 5年古酒
麒麟山酒造 麒麟山 (普通酒)


 

築地クッキング様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。