SAKE女の会としては3回目を迎える新年会。
今年は、土佐の高知の人気銘柄司牡丹酒造の竹村社長をお迎えして、華やかに行われまさした。
ロングセラーの「超辛口純米酒 船中八策」や「大吟醸 黒金屋」をはじめ、株式会社創立100周年記念ボトル「純米吟醸 生酛純米 百花王」、
「山柚子搾り・ゆずの酒」などさまざまなお酒とともに同社が運営する『酒蔵レストラン 宝』の土佐名産をメインとした、
お酒に合うおつまみ&お料理を堪能しました。

で、メインのお酒は、はい、「今絞り」。
そう、今、ここで、まさに、ジャストナーウ、絞っているお酒です。
17時の会スタートに合わせ、16時より、“酒のもと”を袋吊り。
まだ誰もいない会場には「ぽたりぽたり」と絞られる酒のしずくの音が響き渡っていました。
17時には、プレミアム会員様にお集まりいただき、竹村社長とゆっくりお話しし、一足お先に「今絞り」をお味見。
フレッシュ感、軽快な甘さに司牡丹らしい辛さに、米の旨味、華やかな香り、すっきりした後味・・・をご体験いただきました。
18時からは参加者全員集合で、乾杯でスタート。たっぷりと樽にたまった「今絞り」を楽しんでいただきました。

この「今絞り」、最初はほんのりとした濁りを楽しみますが、ある程度絞られた後は、
袋の中身を出して、米の存在感ある濃厚濁り酒としても楽しめます。
これが、おいし~、たのし~、めずらし~。
皆さん気持ちよ~く寄ってきてお話も弾みます。

後半には、なんてったって、「土佐のお座敷遊び」。
「可杯(べくはい)」です。これ酔っぱらってからやるもんなんです。
鼻の高い天狗(大)、穴の開いているひょっとこ(中)、おかめ(小)3種のお猪口はいずれも下に置けないもの。
注がれれば一気に飲むしかありません。
お盆に乗せられた3つのお猪口の周りで、それぞれのイラストが描かれた3面独楽を、歌を歌いながら回します。
歌は「べろべろの神様」。
神様に「この中で一番●●●なのは誰?」と問いかけつつ歌うと、神様は、その人を、独楽をもって指しあてるのです。
神様、すごい。
指された人はイラストに描かれているお猪口で一気飲みをしなければいけません。
まったく、コンプライアンス重視傾向の今に逆行するこの遊びですが、
SAKE女の会メンバーでは、だれひとり「飲めない」と拒否する人はなし。
神様もさぞかし驚かれたことでしょう。

最後の最後まで大盛り上がりで新年会は終了。
司牡丹様のご厚意でアンケートを提出の方には、お蔵から直送で大吟醸が届けられることに。こ
れもうれしいプラスアルファです。
皆様お疲れさまでございました。
ご参加ありがとうございました。
今年もSAKE女の会をどうぞよろしくお願いいたします。

 

※この「今絞り」、酒税法に違反しない範囲で行っています。