福井市観光協会主催「地酒と料理で売り上げアップ研修」(2020年10月28日)の翌日は、
福井の酒蔵見学と地酒とともに懐石料理を味わう贅沢なツアーが開催されました。
主催は同じく福井観光協会。
また、コロナ禍を鑑み、27名乗りのバスを10名で使用。
万全の対策のもと催行されました。
一社目の「越の磯」は、
クリアで滑らかな福井の地酒らしい味わいを持つ銘酒蔵。
ちょうど造りが始まるシーズンで、入荷したばかりの酒米や精米、
麹造り、酒母造りまで丁寧にご説明いただきました。
また、越乃磯は地ビールも製造しています。
基本のピルスナータイプはもとより、
米味噌を使ったものなど福井らしい地ビールを堪能できます。
二社目の「田嶋酒造」は「福千歳」のブランドで知られています。
大きな特徴は山廃仕込み。
ナチュラルな乳酸菌を取り込む手法で、
福井の地酒としてはやや重みのある味わいです。
また、蟹に合う酒、ワイン酵母を使ったライスワイン、
さらにはライスワインの樽仕込みなど、
さまざまなチャレンジもされています。
期待の昼食は、鯖江市の料亭「中松」。
季節感あふれる料理と、
日本酒きき酒師を持つ女将が選ぶ、見学蔵からの銘柄3種を楽しみます。
創業昭和6年の老舗料亭でのゆったりとした時間が、身も心も癒してくれます。
三社目は、「梵」で知られる加藤吉平商店。
まずは最新の精米所から始まり、
見事に機械化と手造りを融合させた醸造所、熟成所を見学。
もうすぐ清酒になるタンクでもろみの櫂入れを体験させていただきました。
蔵は、全館温度調整され、BGMはモーツアルトが流れます。
たっぷり3時間の見学の後は、
町家を改造した試飲会場にて、
ずらり揃った人気銘柄とともに、
今朝とれたての蟹と会席弁当を味わいます。
加藤社長の情熱的な解説で、ますます梵の魅力にはまっていきます。
福井在住の方でも実は巡ったことがない人も多い酒蔵見学ツアー。
今後も、開催予定です。
コロナにも負けず、安全対策に注力し、催行します。
ぜひ、次回のツアーをチェックしてください。
お楽しみに!