美酒コンクールの理念の一つに「地酒のある地域の活性」があります。第2回2024年大会は、北陸新幹線開業記念、能登震災復興支援、さらに美酒コンクール運営の友田晶子代表の生まれ故郷といったことから、福井・北陸大会となりました。
東京大会から2回目で、会場が地方都市の福井。はたして、審査員は集まるのかという心配がありました。しかしエントリーが始まるや否や、国内はもとより、カナダ、シンガポール、香港、台湾、韓国などの外国勢を含め約200名もの正規審査員、アマチュア審査員のエントリーを頂戴しました。
その方々から、せっかく審査に参加するなら、あまり訪れたことのない福井の観光をしたいというご意見がでました。「ふくいの食アンバサダー」を福井県より委嘱されている美酒コン友田代表は、福井の食と酒ツアーはお手の物です。ならば、審査会前日を利用して、福井の食と酒を楽しむ旅イベントを開催しようということになったのでした。
参加者約50名。
小回りの利くマイクロバス2台に分かれ、県内7か所の蔵、人気のお食事処2か所を巡りました。蔵元様、お食事関係各所の皆様には多大なるご協力を頂戴しました。また、福井県流通販売課様からは、福井自慢の食材の提供協力もいただきました。心より感謝申し上げます。
終了以降、今に至るまで毎日のように、参加の方々から「大満足」「福井にまた来たくなった」「福井の食とお酒のおいしさにびっくり」などのお声をたくさん頂戴しております。
さて、ここからは、旅イベントのリポートです。
<行程と内容>
・中型マイクロバス2台に分かれ、出発。
・新設されたばかりのモダン蔵【永平寺白龍】「吉田シンフォニー酒造」の見学とショッピング。
・歴史ある【白龍】「吉田酒造」の見学とショッピング。2蔵の対比も印象的です。
・黒龍ESHIKOTO、黒龍本社に立ち寄り。
・ランチ:福井名物「越前おろし蕎麦」【けんぞう蕎麦】
・人気蔵【越前岬】「田辺酒造」の角打ちで試飲とおつまみ堪能。
・福井では珍しい熟成酒、濃醇旨口酒の【舞美人】「美川酒造」の見学とショッピング。
・ディナー:福井随一の名料亭【開花亭】にて『美食福井&美酒を楽しむ会』。会場には、鷲頭美央福井県副知事もご参加。越前焼の説明と販売。お酒は【梵】加藤吉平商店様よりご協賛を頂戴しました。また、食材は、福井県流通販売課様のご協力を頂戴しました。
マイクロバス内や食事会場では、「ふくいの食アンバサダー」友田代表より、福井のおいしいもの情報、歴史や文化のお話が切れ間なく熱く(!)濃厚に(!)繰り広げられ、「なにより、このお話に大満足!」「話に価値あり!」といった感想をたくさん頂戴しました。
そして、ここで英気を養い、翌日8日の審査会には、参加の皆様の元気なお姿を見ることができ、無事厳正なる審査を行っていただきました。
ご参加のみなさま、ありがとうござました。お疲れ様でした!
来年は、大阪大会です。大阪をはじめとした関西は、銘酒の里が点在しています。さまざまな旅イベントの企画ができそうですね。皆様にご満足いただけますよう、事務局は鋭意準備をしてまいります。ぜひ、またご参加ください。審査会と旅イベントで、地酒と地元の食で地域活性をしていきましょう!