江戸東京を代表する地酒「金婚」を造る豊島屋本店さんが、
神田錦町にオープンしたモダン立ち飲み「豊島屋酒店」を訪問してきました。

なにしろ、慶長元年(1596)創業!
東京最古の酒舗で居酒屋のルーツを持つ豊島屋さんです。
400年以上前の江戸の地酒の社交場が今によみがえった感じで、もう、かなりワクワクします。

立ち飲み居酒屋ではありますが、
「豊島屋酒店」が入る「KANDA SQUARE」は2020年2月に竣工したばかりの商業ビルで、
近代的な造りと緑が融合した都会のモダンオアシスです。
「豊島屋酒店」はその一階にありますから、立ち飲みだけど、明るくきれいで、
女性でも一人でもふらり立ち寄れる雰囲気です。

「十右衛門」「利他」「屋守」などの飲み比べや東京を代表するセレクトおつまみも、
立ち飲みとはいえかなり充実しています。

この日は、吉村社長が法被姿で振る舞い酒をしてくださいました。
また、「金婚・十右衛門・中どり生原酒」、
「利他・特別純米・しめ縄」、
「屋守・純米吟醸・無調整生」が、
それぞれ30㎖、600円の飲み比べセットなど、飲み比べも楽しめます。

挑戦してもらいたいのは、
100円で買える日本酒自動販売機。
お店のスタッフの方の手を煩わせることなく、
すぐに飲みたい、今すぐ飲みたい、
なんていうときにうれしい機械です。
ぜひトライを。

そして、さらなる感動はおつまみ。
まずは「本マグロのお刺身」500円がうまいっ。
これは頼まにゃ損。
江戸の酒にはマグロでしょう。
それに江戸時代の「豊島屋」でも大人気だった「名物 田楽」。これも必須です。
そして、金婚の酒粕と国産柑橘ピールを使った「豊島やバター」(この名称だけで美味しそうでしょ)。
国産チーズも見逃せません。とくにブルーチーズの美味しいこと・・・・。
このチーズにはあまずっぱい「江戸酒王子」がベスト相性。
オール東京原料で造られた「江戸酒王子」。
チーズと一緒に飲めばお酒のプリンスも喜びます。

「お神酒ケーキ」や「千疋屋のドライフルーツ」もお酒との相性抜群。
ああ、立ち飲みなのに長居しちゃう・・・。

長居の理由はスタッフの女性陣がこれまた、気が利き、サービスにそつがないからです。
もう一杯、もう一杯と杯が進んでしまいます。

もちろんお食事もあるし、お酒が飲めない方には甘酒もあります。
どなたでも楽しめる「豊島屋酒店」、お酒もお酒以外のお土産だって充実していますよ。

タイミングが良ければ吉村社長が自らお酒の提供をしてくださいます。
そしてかわいい女性スタッフから叱られたりするとってもチャーミングな姿を拝見できます。
ふふふ。
ぜひ、皆さんも足を運んでみてください。
コロナ対策も万全にされています。